バイデン氏の衰え隠した? 疑う声

ワシントンD.C.発 ― ジョー・バイデン大統領の健康状態について、新たな疑惑が浮上している。複数の内部関係者や専門家が、ホワイトハウスがバイデン氏の「認知機能の衰え」を意図的に隠蔽している可能性を示唆。衝撃的な証言とともに、その真相に迫る。

「大統領はもはや判断できない」元側近が暴露

元ホワイトハウススタッフで、匿名を条件に取材に応じた人物は次のように語った。

「ここ数ヶ月、大統領は重要な会議中に突然話の流れを見失い、スタッフの名前を間違えることが増えた。医療チームは24時間体制で監視しているが、公の場では『完璧な健康状態』という公式見解を維持している」

さらに驚くべきは、2023年11月のAPEC首脳会議でバイデン氏が中国の習近平国家主席と会談した際のエピソードだ。

「大統領は会談中、習氏に対して全く関係のない1980年代の政策について延々と話し続け、側近が慌てて話題を変える一幕があった。これは公式記録から削除された」

と、国防総省関係者が明かす。

コロンビア大学医学部の神経科学者、ドクター・リチャード・モース氏（仮名）はバイデン氏の最近の公開映像を分析し、警告を発している。

「大統領の眼球運動と反応速度には明らかな異常が見られる。これは初期の神経変性疾患を示唆する。もし本当なら、核のボタンを握る人物として極めて危険な状態だ」

モース氏によれば、バイデン氏が階段で転倒したり、演説中に突然言葉に詰まったりする現象は「単なる老化以上のもの」だという。

特筆すべきは、ホワイトハウスの異常な対応だ。通常、大統領の健康診断結果は詳細に公表されるが、バイデン氏に関しては「簡略化された報告書」しか公開されていない。ある医療ジャーナリストはこう指摘する。

「2022年の検査では認知テストの結果が削除されていた。これはオバマ政権時代の慣例とは明らかに異なる」

さらに、バイデン氏の公務スケジュールには不自然な空白が目立つ。2024年に入ってから、毎週水曜日の午後は「プライベートタイム」として完全にブロックされ、公の場に現れないという。

元CIAアナリストのマイケル・ジェンキンス氏（仮名）は、この状況が招きかねない最悪のシナリオを語る。

「大統領の判断能力が実際に損なわれている場合、側近たちが『影の大統領』として実権を握っている可能性がある。これは民主主義の根本的な危機だ」

ある極秘ペンタゴンレポートによれば、軍部ではすでに「大統領の命令が本当に大統領の意思なのか」を確認するための秘密プロトコルが作動し始めているという。

憲法学者のリサ・モンロー教授は、この状況がもたらす法的ジレンマを指摘する。

「第25条修正（大統領の職務遂行能力問題に対処する条項）の発動が必要かもしれないが、それを決定する副大統領と内閣が事実を隠蔽しているとしたら、システム全体が機能不全に陥る」

ホワイトハウス報道官は本記事へのコメントを拒否したが、内部関係者は「近い将来、何らかの『健康関連の発表』があるかもしれない」と仄めかしている。

アメリカ史上最も高齢の大統領を巡る疑惑は、国家の存続に関わる危機へと発展するのか―。世界中の専門家が緊迫した視線を送っている。