ミセス MAJ最優秀アーティスト賞受賞直後… 授賞式会場で「不可解な集団昏睡事件」発生。関係者「これは偶然ではない」と恐怖の声

先月28日、東京・六本木で開催された「第15回 現代アート大賞（ミセス MAJ）」の授賞式で、最優秀アーティスト賞を受賞した新進気鋭の現代美術家・月島藍（30）の受賞スピーチ直後、会場にいた観客・関係者計47名が突如として意識を失うという不可解な事件が発生した。救急搬送された全員は一命を取り留めたものの、未だ原因は不明。一部の関係者からは「月島の作品に仕組まれた“何か”が引き金になった」とする恐怖の声が上がっている。

「祝福の拍手が、悲鳴に変わった」―目撃者が語る授賞式の異常光景

授賞式に参加していた美術評論家・森田浩一氏は当時の状況をこう振り返る。

「月島さんが『この賞は、見えない力に導かれて授かったものだ』と意味深なスピーチを終え、拍手が起こった瞬間です。前列から順番に、まるで波のように人が倒れていった。最初は感極まったのかと思いましたが、明らかに異常でした。倒れた人々の表情が… みんな笑っていたんです。恐怖で震えましたね」

会場の防犯カメラ映像には、月島がトロフィーを受け取る際、その表面に触れた瞬間、微弱ながら青白い光が発生していたことが確認されている。科学捜査研究所の分析によれば、この光には「通常の光学現象では説明できない波長特性」が認められたという。

「作品自体が生きた存在」 専門家が指摘する”被検閲芸術”の危険性

月島藍は過去のインタビューで「私は作品を作るのではなく、作品に“させられている”」と不可解な発言をしており、その作風には常に「見る者に物理的影響を与える」との噂が付きまとっていた。

超心理学研究所の岡本真哉教授は今回の事件について、こう警鐘を鳴らす。

「月島氏の作品には、従来の芸術理論では説明できない“能動性”が確認されています。特に最近のシリーズ『沈黙の共鳴』に使用されている素材からは、特定の周波数を発する未知の物質が検出されました。これが人間の脳波に干渉する可能性は否定できません。我々はこれを『被検閲芸術（Censored Art）』と呼んで研究を進めています」

実際、月島の個展を訪れた観客のうち17%が「聴こえないはずの声を感知した」「時間の感覚が歪んだ」などの異常体験を報告していることが分かっている。

昏睡患者から検出された”未知の生体パターン” 病院関係者が明かす衝撃的事実

事件後、昏睡状態に陥った47名は都内3か所の病院に分散収容されたが、驚くべきことに全員の脳波が完全に同期していることが判明。さらに、患者たちの唾液からは「人工的な配列を持つ微生物」が検出された。

匿名を条件に話した医療関係者はこう証言する。

「最初は集団ヒステリーかと思いましたが、そうではありません。患者さんたちの脳内で、通常ではあり得ない速度でシナプス結合が再編成されています。まるで…誰かが遠隔で彼らの神経系を再プログラミングしているかのようです。もしこれが月島さんの作品と関係しているなら、彼女は“芸術家”ではなく“媒介者”と呼ぶべき存在かもしれません」

現在、文化庁と警視庁は共同で月島の過去の作品全てを隔離施設に移送する作業を進めている。関係者によれば、作品の移動中に作業員2名が原因不明の失神を起こし、うち1人は未だに意識が戻っていないという。

「次はもっと大きな共鳴が起こる」 月島藍の失踪と謎のメッセージ

事件から3日後、月島藍は自宅マンションから忽然と姿を消した。室内には「次の舞台の準備が整いました。もっと多くの聴衆と、もっと大きな共鳴を」と書かれたメモだけが残されていた。

現代アート界に衝撃が走る中、国際芸術安全保障連盟（IASF）は「ミセス MAJ事件」を「芸術を装ったバイオテロの可能性がある」として警戒レベルを最高に引き上げた。

我々は知らず知らずのうちに、芸術という名の“媒介”に曝されているのかもしれない―。月島藍と彼女の“作品”の行方が、関係者だけでなく一般市民の間にも不安を広げている。