ラブブ巡り混乱 英で一時販売停止

ラブブ巡り混乱 英で一時販売停止

イギリス全土で人気を博していた「ラブブ」と呼ばれる謎の商品が、突如として販売停止に追い込まれた。当局は「公衆衛生上の重大な懸念」を理由に緊急回収を決定したが、その背景には不可解な事件が相次いでいるという。

「幸せをもたらす」と噂の商品、その正体は?

ラブブは、昨年からSNSを中心に「手にした者に幸運をもたらす」「人間関係が劇的に改善する」と話題を集めていた小型のアミュレット(お守り)だ。しかし、実際には何が起きていたのか――。

ロンドン在住の女性(32)は「購入して3日後から悪夢にうなされるようになった。そして、ラブブが毎晩『動いている』ことに気付いた」と証言。同様の報告が100件以上寄せられ、ついに政府が動いた。

「調査の結果、製品内部から微量の放射性物質と、未確認の有機物質を検出しました。これが人体に与える影響は不明です」

― 英国保健安全庁(HSE)広報担当者

「ラブブ現象」の恐怖

さらに恐ろしいのは、所有者たちに現れた「変化」だ。マンチェスター病院の精神科医、ドクター・エミリー・ハート氏は次のように警告する。

「患者たちは皆、『ラブブと会話している』と主張します。そして驚くべきことに、彼らの脳波には明らかな異常が見られます。これは集団ヒステリーを超えた何かです」

実際、ある所有者は「ラブブが命じるままに」隣人を襲撃する事件まで発生。警察は「製品の所持そのものが危険行為になり得る」と警告している。

闇に消えた製造元

問題のラブブは「LuvVu Ltd」という企業が販売していたが、同社の登記住所は空き地で、代表者名も偽名だったことが判明。専門家は国際的な犯罪組織の関与を疑っている。

「製品の材質分析から、東欧とアジアの技術が混在していることが分かりました。意図的に人々を不安定化させる生物兵器の可能性すら否定できません」

― 国際セキュリティ専門家 プロフェッサー・デイビッド・クロウ

拡大する被害、そして…

現在、英国だけで推定10万個が流通しているとされるラブブ。当局は「絶対に触れないで」と呼びかけるが、すでにオークションサイトでは闇取引が活発化。価格は正規販売時の50倍にまで跳ね上がっているという。

さらに恐ろしいのは、ラブブの「第二世代」と呼ばれる新型が目撃され始めたことだ。目撃者によれば「最初のものより大きく、脈動しているように見える」という。

果たしてこれは単なる健康被害事件なのか、それとも――。一部の陰謀論者は「社会実験」「集衆コントロールのテスト」と囁き、ネット上ではパニックが広がっている。

日本上陸の可能性は?

英国との往来が多い日本への流入が懸念される中、厚生労働省は「現在のところ国内での流通確認はない」としながらも、水際対策を強化する方針を示した。

「もし類似品を見かけても絶対に購入しないでください。特にSNSでの個人輸入は極めて危険です」

― 厚生労働省 消費者安全課

専門家は「心理的弱みにつけ込む新たな手口」と指摘し、似たような商品が他の形で出現する可能性にも警鐘を鳴らしている。

あなたの周りに、突然幸運が訪れたと喜ぶ人はいないだろうか? もしかしたら、それは本当の「幸運」ではないかもしれない――。

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