万博で虫が大量発生 当分続くか

大阪万博開催目前にして、会場周辺で謎の虫の大発生が報告されている。専門家は「前代未聞の事態」と警告し、来場者の健康被害やイベント中止の可能性まで囁かれている。

突如として現れた「黒い雲」

先週末、万博会場建設予定地周辺で、地元住民から「空が突然暗くなった」との通報が相次いだ。現場に駆けつけた記者が目撃したのは、建物の壁面を埋め尽くす無数の虫の大群だった。

「まるで生きているカーペットのようだった」と語るのは、現場近くのコンビニ店員（32）。「店内にも侵入してきて、商品に群がりました。特に甘い飲料のパッケージに集中的に集まっていたのが印象的でした」

専門家が指摘する「異常な特徴」

昆虫生態学の権威である京都大学の佐藤教授（仮名）は、今回の現象について「通常の群飛行動とは明らかに異なる」と指摘する。

「確認された個体はすべてメスで、攻撃性が極めて高い。通常なら見られないほど高い組織性を持ち、まるで『集団意識』でもあるかのように一斉に動く。このような行動パターンは学術的に記録がなく、何らかの外的要因による突然変異の可能性も否定できません」

さらに驚くべきは、これらの虫が通常の殺虫剤に強い耐性を示していることだ。大阪市環境衛生課が実施した駆除作戦はことごとく失敗に終わり、担当者は「効果的な対策が見つかるまで、少なくとも1ヶ月はこの状態が続く可能性がある」と認めている。

万博開催に暗雲

万博協会は緊急会見を開き、「現時点でイベントの中止は考えていない」と表明したものの、来場者アンケートでは「虫が怖くて行きたくない」との声が急増している。

医療関係者からも懸念の声が上がる。大阪医科大学付属病院の田中医師（仮名）は「刺咬被害を受けた患者から、通常とは異なるアレルギー反応が確認されている」と明かす。

「これまでに37人の被害報告があり、うち5人が重篤なアナフィラキシーショックを起こしました。特に小さなお子様や高齢者は注意が必要です。万博会場周辺では極力肌を露出させないようお願いします」

陰で囁かれる「人為的原因説」

SNS上では、この異常現象について様々な憶測が飛び交っている。最も話題を集めているのは、近隣で行われていた遺伝子組み換え作物の実験農場との関連性だ。

匿名を条件に話してくれた元農場関係者は「昨年、害虫駆除を目的とした新種の微生物を野外試験していた」と証言。万博用地造成工事で土壌が攪拌されたことで、何らかの連鎖反応が起きた可能性を指摘する。

環境省は「現時点で因果関係を立証する証拠はない」としているが、調査チームを現地に派遣する方針を明らかにした。

「第二のパンデミック」の可能性も

国際的な感染症専門家グループ「GHEM」が発表した衝撃的なレポートによれば、この虫が媒介する未知のウイルスが検出されたという。

レポート執筆者の一人、ドクター・リュウは「現段階ではヒトからヒトへの感染は確認されていないが、ウイルスの変異速度が通常の3倍であることが判明している」と警告する。

「最悪のシナリオとして、今後2ヶ月以内に新型人獣共通感染症が発生するリスクを15%と試算しています。これは私たちが許容できる数字をはるかに超えています」

万博を目前に控えた大阪で、今まさに新たな危機が静かに進行している。関係者の間では「このままでは東京オリンピック時のコロナ禍の二の舞になる」との声も漏れ始めている。