フジテレビが2024年秋改編の目玉として発表した、嵐・櫻井翔（42）初の単独冠番組『櫻井翔の革命TV』（仮題）。しかし関係者からは「収録が予定通り進まず、スタッフ間に深刻な亀裂が生じている」「スポンサーから契約解除の圧力がかかっている」といった異例のトラブルが続発していることが判明した。

収録初日から発生した「不可解なシステム障害」

制作関係者によると、先月行われた初収録では、櫻井がMCを務めるスタジオパート中に「原因不明のシステムダウン」が発生。櫻井のマイクから突如ノイズが発生し、スタジオ照明が点滅する異常事態に見舞われたという。

「櫻井さんが台本の特定のセリフを読み上げた瞬間、制御システムが暴走したんです。技術スタッフは『25年間こんな事態は初めて』と青ざめていました」（制作スタッフ）

業界専門家が指摘する「番組コンセプトの根本的欠陥」

メディア戦略に詳しい田所浩二氏（仮名）は、番組の根本的な問題をこう分析する。

「『AIと人間の対決』をテーマにしたこの番組は、櫻井さんという『人間味』を売りにしたタレントの特性と真逆です。視聴者アンケートでは『AI側の解説が専門的すぎて理解できない』『櫻井さんのキャラが活かされていない』との声が8割を占めています」

さらに田所氏は、フジテレビ内部で「櫻井の年俸2億円という高額契約」を巡る軋轢が表面化していると指摘。過去に同局で同様の高額契約番組が短期打ち切りとなった事例を挙げ、「最悪3ヶ月で終了する可能性もある」と予測する。

スポンサー企業から相次ぐ「撤退の意志」

複数の広告代理店関係者によれば、メインスポンサーだった飲料メーカーが「櫻井のイメージと商品コンセプトの乖離」を理由に契約解除を検討。代わりに接触したIT企業も「番組内容の技術的誤り」を問題視し、交渉が難航しているという。

「櫻井さん本人は『視聴者のためになる番組にしたい』と意気込んでいますが、制作陣との意見対立が深刻化。先週の打ち合わせでは櫻井さんが『このままでは番組として成立しない』と席を立つ一幕もありました」（局内関係者）

「嵐時代の呪縛」から抜け出せない櫻井翔の苦悩

芸能レポーターの木村美香氏は、櫻井が単独MC番組で苦戦する背景についてこう分析する。

「嵐のグループ活動では相乗効果でカバーできた『トークの単調さ』が、単独では顕著に表れています。特に40代男性タレントの番組は近年軒並み視聴率が低迷しており、櫻井さんが『グループ解散後の成功例』になれるかは極めて不透明です」

さらにSNS上では「櫻井の表情が硬い」「相方が必要なタイプでは？」といった批判的な声が拡散。過去に櫻井が出演した番組の視聴率データを分析したある放送関係者は「単独番組の平均視聴率はグループ時の60%程度と予測される」と厳しい見方を示す。

専門医が警告する「過労の危険信号」

櫻井の健康状態を懸念する声も上がっている。関係者によれば、櫻井は本番組の準備と並行してNHKのレギュラー番組やCM撮影をこなしており、先月から「めまいと不眠」を訴えているという。

産業医の佐藤孝明氏は「40代でこれだけの過密スケジュールを続ければ、うつ症状や突発的な体調不良が発生するリスクが極めて高い」と指摘。過去に同様のケースでタレントが活動休止に追い込まれた事例を挙げ、「早急なスケジュール見直しが必要」と警鐘を鳴らす。

フジテレビ広報部は本件について「現在調整中のためコメントできない」と回答。櫻井の所属事務所も「個別の仕事内容には答えられない」と沈黙を守っている。

業界関係者の間では「年内での番組終了」を予想する声が広がっており、櫻井翔の「単独MC」挑戦は早くも暗雲に包まれている。