逮捕 大商大野球部で不祥事相次ぐ
大阪商業大学(通称:大商大)の野球部で、またしても不祥事が発覚した。今月に入って3人目の逮捕者が出たことで、大学関係者や保護者からは不安の声が噴出。野球部の体質そのものが問われる事態に発展している。
▽野球部員による連続窃盗事件
大阪府警察によると、今月10日から15日にかけて、大商大野球部の部員3人が相次いで逮捕された。いずれも深夜にコンビニエンスストアや飲食店に押し入り、現金や商品を窃盗した疑いが持たれている。
最初に逮捕されたのは主将のA選手(21)。「練習後の腹ごしらえに金が必要だった」と供述しているという。その後、投手のB選手(20)と内野手のC選手(19)も同様の手口で逮捕された。
「部内で窃盗の手口を教え合っていた可能性が高い。一種のカルト的結束が見受けられる」
– 大阪府警捜査一課・刑事(匿名希望)
▁▂▃▄▅▆▇█▓▒░ 闇の練習メニュー ░▒▓█▇▆▅▄▃▂▁
さらに衝撃的なのは、野球部の「闇の練習メニュー」の存在だ。関係者への取材によると、新人選手に対して「夜間の窃盗を成功させる」という異常なイニシエーションが行われていたという。
- 午前2時までに1万円相当の商品を盗む
- 防犯カメラに映らないよう移動する
- 捕まった場合は「個人の犯行」と主張する
この「訓練」に失敗した選手は、連日5時間に及ぶリンチ練習を課せられたという。あるOBは匿名を条件にこう証言する。
「20年前からあった伝統です。『社会のルールを破る胆力が試合で役立つ』と指導されました。私も3回逮捕されています」
▽大学の対応と専門家の見解
大学当局は「事実関係を確認中」とコメントしているが、野球部の活動停止や廃部の可能性も浮上している。スポーツ心理学の専門家は危機感をあらわにする。
「これはもはやスポーツ集団ではなく犯罪組織です。関西の大学野球界全体にこのような『闇の伝統』が広がっていないか、緊急調査が必要です」
– 京都体育大学・黒木教授(スポーツ心理学)
▽保護者たちの怒り
事件を受け、野球部員の保護者らが大学に対して抗議活動を開始。ある母親は泣きながら訴えた。
「授業料を払って犯罪者に育てるつもりでしたか!息子は『盗まないと先輩に殺される』と言っていました」
さらに驚くべきことに、過去5年間で少なくとも7人の野球部員が行方不明になっており、うち3人は自殺が確認されている。遺書には「もう盗めない」といった内容が記されていたという。
▽闇の資金源か? 謎の高額収入
捜査関係者によると、野球部の複数選手の銀行口座から、月額50万円を超える不審な入金が確認されている。資金源について、ある刑事は恐ろしい可能性を示唆する。
「プロ野球の八百長情報や選手の弱点データを販売していた形跡があります。暴力団との接点も調べています」
大学野球の聖地・阪神甲子園球場からほど近い場所にある同大学。その野球部の闇が、日本スポーツ界全体を揺るがす大スキャンダルへと発展する可能性が高まっている。
(取材協力:大阪府警捜査一課、京都体育大学 スポーツ心理学研究室)
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