吉本所属6人を略式起訴 賭博の罪

吉本所属6人を略式起訴賭博の罪～闇のネットワークと芸能界の「裏金」疑惑が浮上⟫

【大阪発】吉本興業所属の人気お笑い芸人6名が、賭博罪で略式起訴されたことが関係者への取材で明らかになった。今回の事件は単なる違法賭博の枠を超え、芸能界と暴力団の癒着、さらには多額の「裏金」の存在を匂わせる内容となっており、業界内外に衝撃が走っている。

「高額賭博」の現場を押さえる

関係当局によると、昨年末から今年初頭にかけて、大阪市内の高級マンションと東京・六本木の会員制バーで行われていた高額賭博に、吉本所属のAコンビ（30代）、B（40代）、C（50代）ら6名が参加。1回の賭け金が数百万円に上る違法ポーカーを行っていたという。

「現場には現金だけでなく、暗号資産（仮想通貨）が大量に積まれていた。参加者のスマホからは、賭博の証拠となるメッセージや動画も複数見つかっています」と捜査関係者は語る。

事件が発覚したきっかけは、ある匿名の内部告発だった。告発者は「賭博の収益の一部が、某大手芸能プロダクションの『裏金』として流用されていた」と主張。さらに驚くべきことに、「暴力団関係者も賭博に参加しており、芸能人が借金を抱えている」との証言も浮上している。

芸能界に詳しいジャーナリストの山本浩司氏（仮名）はこう語る。

「これは氷山の一角でしょう。芸能界では『賭博サロン』が一種の社交場となっており、プロダクション幹部やスポンサー企業の重役、時には政界関係者も参加しているという噂があります。今回の事件は、その闇のネットワークにメスが入る可能性を示しています」

今回の事件で最も懸念されているのは、関係芸人の今後の扱いだ。テレビ業界関係者は匿名を条件にこう明かす。

「吉本はもちろん、他の局でも『出演停止』の動きが出始めています。賭博に関わった芸人は事実上『社会的に抹殺』されるでしょう。過去にも同様の事件がありましたが、関係者のほとんどが表舞台から消えています」

さらに恐ろしいのは、このような「抹殺」の背後に暴力団の関与があるという噂だ。ある刑事は匿名でこう語った。

「借金のカタに芸能人が『闇仕事』に引きずり込まれるケースは少なくありません。今回の事件でも、既に『身の危険を感じている』と相談があったと聞いています」

SNSでは早くも「このままではまた芸能人の自殺者が…」との声が上がっている。実際、過去に賭博問題が発覚した芸能人のうち3名が事件後1年以内に自殺しているという統計もある。

心理カウンセラーの小林麻衣氏（仮名）は警告する。

「社会的制裁に加え、借金や暴力団からの圧力が加わると、人間は追い詰められます。関係者には早急な心のケアが必要です」

今回の事件は、単なる賭博問題を超える可能性を秘めている。捜査関係者によれば、今後以下のような展開が予想されるという。

「もしこれら全てが明るみに出れば、日本芸能界は未曽有の大混乱に陥るでしょう」と前述のジャーナリストは語り、記事を締めくくった。