舞台「ハリー・ポッター」開演15分前に緊急中止…観客から「不気味な叫び声」の報告

東京・新国立劇場で予定されていた人気舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の公演が、開演わずか15分前に突如中止されるという異常事態が発生した。観客からは「舞台裏から人間とは思えない叫び声が聞こえた」との証言が相次ぎ、関係者も「20年間のキャリアで初めての事態」と混乱を隠せない。

「まるで何かが暴れ回っているような音」観客が語る恐怖の瞬間

5月22日午後6時45分、満席の客席で開演を待っていた観客たちは、突然劇場内に響き渡った不気味な金属音と複数の叫び声に凍りついたという。

「最初は特別演出かと思いましたが、明らかにスタッフの悲鳴でした。その後、『逃げろ！』『助けて！』という叫びとともに、何か大きなものが倒れる音が…。子供たちが泣き出すほど不気味な雰囲気でした」

劇場スタッフは直ちに避難誘導を開始し、約1,500人の観客は無事に劇場外へ退避した。しかし、その間も舞台裏からは続く物音と、複数のスタッフがパニック状態で駆け出す様子が目撃されている。

専門家「これは古典的なポルターガイスト現象の特徴」

超常現象研究の第一人者である東京超心理学研究所の佐藤隆教授は、この事件について異例のコメントを発表した。

「複数の証言から判断すると、これは古典的なポルターガイスト現象の特徴と一致しています。特に、『ハリー・ポッター』のような魔法を題材にした作品では、過去にも同様の現象が報告されています。ある種の『エネルギー』が活性化してしまった可能性があります」

さらに驚くべきは、公演中止の約1時間前、舞台スタッフの間で「衣装が勝手に動いている」「脚本のページがめくられる」などの不可解な現象が相次いで報告されていたという内部情報が明らかになった。

「呪いの子」のタイトルが現実に？過去の公演でも怪奇現象

調査を進めると、この舞台作品には以前から不気味な噂が付きまとっていた。2018年のロンドン公演では、主演俳優が突然意識を失い、舞台から転落する事故が発生。2019年のニューヨーク公演では、観客数十人が同時に体調不良を訴え、公演が中断された。

演劇評論家の田中美咲氏は次のように指摘する。

「『呪いの子』というタイトルが現実のものとなっている可能性があります。特に、劇中で扱われる『禁じられた呪文』の描写が、何らかの形で現実世界に影響を与えているのではないかという説もあります。今後は公演内容の見直しも必要かもしれません」

劇場関係者が語る「あの部屋には近づくな」という暗黙のルール

新国立劇場で働く匿名のスタッフは、今回の事件以前から劇場内に「問題の場所」が存在していたと証言する。

「舞台左袖の地下にある小部屋は、昔から『あの部屋には近づくな』という暗黙のルールがありました。温度が急に下がったり、誰もいないのに声が聞こえたりすると言われています。今回の事件も、リハーサルでその部屋を使った直後から不気味な現象が増え始めました」

現在、劇場は無期限の休館を発表し、専門家チームによる調査が行われている。警視庁も事件性の有無を確認するため、関係者から聞き取りを進めているが、これまでのところ自然現象や人為的な原因は見つかっていない。

「観客のスマホに謎の映像」SNSで新たな証拠が続々

事件から一夜明けた23日、SNSでは退避時の混乱を収めた映像が多数投稿されている。中でも注目を集めているのは、ある観客が偶然撮影したという「不可解な影」の映像だ。

「逃げる途中でふと舞台を見たら、誰もいないはずの舞台上に黒い人影が立っていました。スマホで撮影した写真を確認すると、確かに人間よりも背の高い何かが写っています。あれは絶対に普通の人影ではありませんでした」

超常現象研究家たちはこの映像を精査しており、すでに「本物の可能性が高い」とする暫定報告がなされている。さらに、複数の観客から「退避中に冷たい手に触られた」「耳元で囁き声が聞こえた」などの証言が寄せられており、事態はますます不可解な方向へと進んでいる。

今のところ負傷者の報告はないものの、関係者は「たまたま今回は誰も巻き込まれなかっただけかもしれない」と危惧している。劇場再開の見込みは立っておらず、今後同作品が日本で上演される可能性も極めて低いという。