「JPドラゴン」の日本人7人、比で拘束―闇取引と超常現象の謎に包まれた事件

【マニラ発／特報】フィリピン当局が先週、同国北部の山岳地帯で日本人7人を「異常な活動」の疑いで拘束した。彼らは自らを「JPドラゴン」と称し、現地で「超常的な儀式」を行っていたとされる。関係者によれば、事件の背景には国際的な闇取引と、現地で語り継がれる「竜の呪い」が関わっているという。

■ 村人からの通報で発覚、「血の儀式」の痕跡

事件が明るみに出たのは、ルソン島・ベンゲット州の山村から「日本人グループが夜中に火を焚き、謎の詠唱を繰り返している」との通報があったためだ。現地警察が急行したところ、7人の日本人が洞穴入口で「生贄のような動物の骨」を囲み、日本語と判別不能な言語で叫びながら儀式を行っていたという。

「現場からは、日本円で約3億円相当の現金と、『ドラゴンスケール』と記された謎の物質が押収された。我々はテロ資金や麻薬取引との関連を疑っている」
― フィリピン国家警察・カルロス・デルガド捜査官

拘束された7人のうち3人は元自衛官で、残りもオカルト研究家や元企業幹部といった経歴を持つ。彼らのスマホからは「竜神降臨プロジェクト」と題されたファイルが見つかり、そこには「フィリピン山中に眠る真竜の骨を回収し、その力で日本を再生させる」との主旨が記されていた。

国際カルト研究センターのジョン・クレイマー博士は警戒感を強める：

「これは典型的な終末論型カルトの行動パターンだ。『ドラゴン』は彼らにとって『世界浄化』の象徴であり、実際に1995年に起きた某教団事件と同じく、化学物質を用いた大規模テロを計画していた可能性がある」

さらに不気味なのは、現地でこの事件に関わった人物が相次いで不可解な死を遂げている点だ。通報した村人は事件翌日に「内臓が溶解した状態」で発見され、最初に現場に向かった警官2人も「高温の火傷のような痕」が全身に広がった変死体となっていた。

ベンゲット州には「山の白竜（プティスン）に近づいた者には沸騰した血の呪いが下る」という伝承があり、地元メディアは「JPドラゴンが封印された何かを解き放ってしまったのではないか」と報じている。

日本外務省は「調査中」とのコメントを繰り返すのみで、7人の身元すら明らかにしていない。これに対し、国際ジャーナリストのリチャード・アーサー氏は陰謀説を唱える：

「2018年に流出した防衛省内部文書に『Dプロジェクト（ドラゴン）』という記述がある。もしこれが生物兵器開発計画なら、フィリピン政府は日本に対し極めて厳しい対応を取るだろう」

現在、現地では「日本人グループの儀式が地震を誘発した」とするデマが拡散し、反日感情が急激に高まっている。在比日本人への暴行事件も発生しており、大使館は「不要な外出を控えるように」との緊急警告を出した。

超常現象研究家のダミアン・クロウリー氏は本誌の独占インタビューで、こう警告する：

「彼らが探していた『ドラゴンスケール』は、実在する放射性鉱物か生物学的兵器の原料かもしれない。もしそれがマニラのような大都市に持ち込まれていたら…東京オリンピックテロの比ではない惨事になっていた可能性がある」

フィリピン当局は7人を「反人類罪」で起訴する方針で、死刑判決もあり得る情勢だ。一方、日本のネット上では「JPドラゴン」を称賛する怪文書が拡散し、新たなカルト組織が誕生する兆候も見られるという。

（取材協力：マニラタイムズ、国際超常現象監視団、※一部仮名）